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一般社団法人TESHI-COLOR(弟子屈町)/流氷硝子館(網走市)
ユノハナガラス
弟子屈町の新たな特産品として注目を集めている、ユノハナガラス。温かみのある琥珀色には、川湯温泉で採れる「湯の花」が着色剤として使われています。
ユノハナガラス誕生のきっかけは、「弟子屈町らしさを表現した、新たな特産品を作りたい」との地域住民の思いから。その思いに共感した網走市の流氷硝子館が、約2年もの歳月を重ねて開発しました。
まちへの思いから生まれたガラスは、地域や事業を越えた強い結びつきを生み出しています。
licca glass(札幌市)
LAND SCAPE series
関東から北海道にUターンした小林利香さんが手がけるのは、どんな人が何をしているのか想像を膨らませるのが楽しいLAND SCAPE series。洋服の部分には粒状のガラスを使用し、顔や髪などの細かい部分を絵付けして仕上げています。
アイデアにあふれた作品の原型は、関東に住んでいた頃、渋谷の街を歩いていた時に生まれたそう。「ふと目を細めて薄目で風景を見てみたら、カラフルな色を身に付けた小さな人が行き来している姿がなんだか可愛く思えて」と小林さん。
牛や羊の放牧風景や、雪合戦をしている様子など、北海道の暮らしの中で生まれた絵柄にも注目です。
デザインアトリエBLUEPOND(札幌市)
ブルーポンドの青池茉由子さんが作っているのは、水のような、氷のような、そしてときには石のようなガラスのアクセサリー。フュージングと呼ばれる技法で作られていて、質感や色合いはさまざまですが、どれも「自然」という言葉がよく似合う、自由で心地の良い形をしています。
「アクセサリーは、私の実験をそのまま身に付けてもらっているような感じです」と話す青池さん。一つとして同じものはなく、光を取り込んでさまざまな表情を見せてくれます。